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スウェーデン式サウンディング試験機 |
1. |
長さ0.8mのロッドの先端にスクリューポイントを取り付け、ポイント下端から、50cmのところにクランプ下面を合わせて載荷用クランプ下面を固定し、底変を通して調査地点上に鉛直に立てて支える。 |
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2. |
このままでロッドが地中に貫入するかどうかを確かめ、貫入する場合は荷重に対する貫入量を記録し、貫入しない場合は荷重を載荷用クランプに順次載荷(荷重段階は、5,15,25,50,75,100s)を行い、途中貫入する場合は荷重に対する貫入量を記録し、その操作を繰返す。 |
3. |
100sでロッドの貫入が止まった場合には、その貫入量を測った後、そのままロッドにハンドルを取り付け、ハンドルに鉛直方向の力が加わらないように回転し、次の目盛線まで貫入させるのに要する半回転数を記録する。 |
4. |
測定が終わったらおもりを降ろし、引抜き装置によって全ロッドを点検し、スクリューポイントの異常の有無を調べる。 |
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※1 |
スウェーデン式サウンディング試験機 |
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北欧のスウェーデン式サウンディング試験(以下SS試験)は次のような特徴を有している。 |
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@軟らかい地盤の調査に適している。 |
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A装置が単純で操作が容易である。 |
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B同種の調査機中では、比較的貫入能力に優れている。 |
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C迅速に測定できる。費用が安い。 |
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このように、SS試験は2〜3階程度の住宅の基礎地盤を調査するのに適していることから、住宅業界だけでも年間10万件以上のSS試験を実施しており、最も活躍している汎用試験機です。 |